ダニ Q&A


Q:人を刺すダニを教えてください。
A:
ダニ名 鋏角 皮疹
イエダニ 細長くさし込み・吸血 有り
スズメダニ むち状でさし込み・吸血 有り
タカンマヨイダニ 細長くさし込み・捕食 有り
ホソゲチトゲダニ 細長くさし込み・捕食 有り
ケラカロプシス 針状でさし込み・捕食 有り
クワガタツメダニ 針状でさし込み・捕食 有り
ニセナミハダニ むち状でさし込み・植物寄生 有り
イエニクダニ 短く丸くてはさむ型。カビ・食品・昆虫死骸 無し
ケナガコナダニ 短く丸くてはさむ型。カビ・食品・昆虫死骸 無し
コナヒョウヒダニ 短く丸くてはさむ型。フケ・食品・カビ 無し
イエササラダニ 短く丸くてはさむ型。カビ 無し

Q:非吸血性のダニに刺されても皮疹はできますか?。
A:刺すダニは、皮膚に鋏角をを刺し、麻酔剤の唾液を入れます。次に体液を吸うという3段階の攻撃です。イエダニ(ネズミ寄生)は、吸血すると赤くなりますが、肉眼でもわかります。 非吸血性のツメダニは血は吸えませんので体色も変わりません。(但し、鋏角が血管までとどかなく血は吸えないだけで人体液を吸っています)。 非吸血性のダニに刺されても非疹はできます。

Q:家を締め切っているとダニは増えるのですか?。
A:最近の建築構造は気密性が高く台所や洗面所・風呂場・室内に干した洗濯物などに残った水分が放出され、畳床材や布製品等に吸われ、そこのダニ数をふやすこととなります。 新しい高層住宅などで著しく、コンクリート壁のすいぶんが室内に放出される為です。建築後10年以上たった家でも締め切ったままだとダニ数は増えますが新築より低いと言えます。

Q:ダニを減らすには換気をすると良いと聞きますがホント?。
A:家を締め切ると室内の温度は外の湿度よりも5〜20%高くなりダニが繁殖しやすくなります。窓を開けて風を通すことにより、湿度は外気湿度に近づき家を締め切るよりは ずっと湿度が低くなります。夏から秋にかけて窓を開放した場合、10時間以内と10時間以上とでは開放時間が長いほど、ダニ数が少ない結果となっています。但し、高湿度・雨の日は部屋を閉め、クーラーや除湿器をして下さい。

Q:ケナガコナダニの食品とカビについて教えてください。
A:ケナガコナダニは食品のダニとしては1番の摘です。チーズ・菓子・唐辛子などから検出され、カビなども好物です。ケナガコナダニが大量発生する家では、たいがいカビも出ていると考えてください。 室内を高湿度にしたままだとカビが生えコナダニが発生することがあります、この場合カビのよるアレルギーを心配するだけでなく、ダニによりカビがまき散らかされ、多くの食品がカビる心配もしなくてはなりません。

Q:ダニはフトンの表面と内部とどっちが好き?。
A:布団の表面を掃除機で採取した場合1uで50〜300匹位。表面の布をはがせばもっと多く取れるそうです。布団の表面にはヒョウヒダニが多く90%を締めるそうです。次にホコリダニが多い(敷き布団)。 次に綿の中のダニですが、1uで当りで10万匹のダニが見つかるそうです。ほとんどがヒョウヒダニの死骸だそうです。但し、湿気を多く含んだ物はホコリダニが多くなる場合もあります。布団のダニ数はウレタン<化繊綿と含水量の少ない物ほど少なくなります。

Q:ダニを発生を極力抑えるインテリアは?。
A:
*畳
ワラ床なら加熱処理+防虫紙処理のしてある物や、化学床ならば発砲スチール、インシュレーションボーボなどを使った畳。現在では、ダニが発生しにくいように、ヒノキ・活性炭などいろいろな作用があるように考慮された畳床やシートがあります。
*ジュータン
ループジュータンで毛の短いもの(7mmくらいまで)、タイルカーペットではずして洗えるもの。
*その他の床材
板・リノリウム・ゴムタイル・クッションフフロアー・人工石・天然石
*カーテン
レースなどの薄地で1枚もの縫い合わせるとダニは落ちにくいです
*ソファー
ビニール・皮・板等
*タンス
タンスの表面がニスなどで塗装してあり裏面のカビ処理してあるもの
*座布団
ウレタン布1枚のカバーが付いたもの
*布団
家庭で繰り返し丸洗いできるような薄手のもの(薄手のほうが重ね敷きしたほうが厚手を使うより処理しやすい)
*枕
ソバガラ・半ソバ以外のもの。
*枕カバー
イグサ以外のもの。
*飾り物
布製・ワラ以外のもの。
*ぬいぐるみ
表面の布の下がウレタンかあるいはビニ^ルで、布のみがダニ繁殖場と限定されそうなもの。

Q:ダニの殺虫剤はどのような物がありますか?。
A:殺虫剤には、有機リン系、ピレスロイド系、カーバメント系の3種類あります。ほとんどが人体に毒性のすかないピレスロイド系が使われています、ただし、人体毒性が少ない分、効果も低くなります。 ダニ(ツメダニ)に刺されて困ってよる寝る前に殺虫剤を散布すると、その夜は、あまり刺されないといいます。ピレスロイド系のエアーゾール効果は24時間程度ですので次の日にはまた刺されてしまいますので、このような場合は、 畳防虫シートをお勧めいたします。防虫シートには同じピレスロイド系を使用していますが、ガス化が殺虫剤より少なくしかもダニの遮断効果も期待できるからです。

Q:薄手の洋服・シーツなどは洗濯機でダニを殺せますか?。
A:家庭用洗濯機で90%洗い落とせます。しかし、最近の洗剤は、安全性が重視されてきてダニは死ににくくなりました。しかし日光でからからに乾かせばダニは死にますし、乾燥機で50℃以上の温度で 30分以上加熱すれば死にます。あとは、たたむ時にダニを拾わないことが大事です。(紙などを敷いてください)あとは乾燥剤やパラゾールなどと一緒に入れておくと良いでしょう。

Q:毛布や厚手の衣類はクリーニングでどのくらい減りますか?。
A:布団と同様に表面のダニより内部のダニのが多いです。毛布1u当りでダニ数100〜1000匹、通常300匹位です。毛布内部には、5000〜10000匹と10倍のダニが入り込んでいると考えて良いでしょう。 クリーニングしてダニは減るかといえば、やや減少します。ダニが増える春から秋にかけて毛布クリーニングしたら約3割の減少になったとのことです。

Q:毎日掃除をするとダニは減る?。
A:毎日2〜3回ずつ掃除し、3週間後どのくらいダニが減ったかをモデルケースとして調べたことがあるそうです。畳、ジュータン、板床と1uずつ3分掃除機で毎日かかさず吸い取り、窓を開けて換気していた結果 畳・ジュータンはダニ数が半分になり、板床では4割の減少だったそうです。

Q:冷暖房器のダニへの影響を教えてください?。
A:冷房器には温度を下げる効果と除湿する効果があります。ダニにはどちらが効くかというと温度のほうが有効です。ドライ(除湿)だとあまり効果はありませんが、冷房で22〜23℃にすることにより、ケラカロプシス(ツメダニ科)には 25℃以上を好みますので退避し、刺されなくなります。開放型の暖房機は隣室の湿度を高くしてしまい、加湿器を使えばもっと湿度が上がり、その年の冬には影響がなくても翌夏〜翌早秋のダニ数は多くなります。

Q:冬に加湿器を使っては行けないと聞きましたが?。
A:ダニは夏の高温多湿に繁殖します。しかし冬の室内でも温度20℃以下、湿度55%以下の日が続きますとダニは乾燥に弱い為、繁殖しにくくなります。これは冬の空気が乾燥している為、空気に水分が取られるためです。 加湿器を使うことにより水分を与えてしまいますので冬でもダニが生息しやすくしてしまうからです。

Q:除湿器を使ってダニを防除するには?。
A:除湿をすれば簡単にダニ防除ができると思いがちですが、使い方によってはあまり効果がありません。除湿の有効利用は、第1に締め切った部屋で使うことが肝心です。第2に何日か留守にするするとか、共働きで 1日10時間家を閉めている家に有効です。第3に、除湿器のタンクの水を溜めずに自動ホースで水を流せるタイプが有効です。この場合は1ヶ月以内に効果が現れるそうです。1日中家の人がいて1部屋だけを締め切って除湿しても効果はでにくいです。 理由として、完全に部屋を締め切ることはできないし、その部屋にちょっと洗濯物を干したりしてしまうからです。、

Q:掃除機でダニを吸い取ってダニは死にますか?。
A:掃除機にもよりますが、パワーノズル(回転式)のついた掃除機の場合、チリダニ科は通常の吸引で70〜80%、強の吸引で80〜90%死にます。これは生きたダニがホースやパックの表面にあたり死亡します。 要するに吸引が強いほど死ぬ確率が高いわけです。また殺菌・殺ダニ効果のある掃除機ではF社のだけスイッチが切れてもパック内の温度が下がりにくい為、4日後には100%の死亡率を出しました。

Q:床下に換気扇をつけると良いと効いたのですが?。
A:建築法では自然換気できるように定めてあります。しかし今現在の住宅事情は家と家との間隔が狭く風を通さなくなっています。換気扇を付ける事により、建物の床下は湿度10から20%下がりますし、床下の腐食も防ぎます。また、 床下の湿度が下がることにより押入・畳・ジュータンなどダニが発生しにくくなります。カビや害虫も同じことが言えます。

Q:家で年中ダニが発生する原因は?。
A:一戸建ての場合
●ひなだん式の一番下の家、海・川のそば、家の周りに水たまりができる場所
●床下が低く床下の換気が悪い
●樋や家屋に隙間ができ雨などがもる
●壁面や床下の給排水間がなどがもる
●冬の結露がひどい
●鳥の巣が建物にある。ネズミが出没する
A:高層住宅の場合
●埋立地や大きな川・海など
●上階の家が多量の水をこぼし天井に水がたまっている
●上階の水周りが悪く少しずつ水がもれている
●給排水が悪くコンクリートに水が吸われている
●地下室に水がたまっている
●冬の結露がひどい
●野鳥の巣が換気扇や屋上にあったりネズミが出る

Q:ダニの生活と防除について。
A:コナダニ(ケナガコナダニ)
●主な発生源
米びつや他の食品類・食器棚の裏側のカビ・カビのある場所・畳やまれにじゅうたん
●防除法
食品の保存は冷蔵庫に入れ乾燥剤入りの容器に入れる。
米や食品のダニは水で洗い流す、レンジで加熱する。
米びつ・食品収納場所の周辺をよく掃除する。
畳は加熱処理。防虫シート加工してもらう
部屋の換気を心がけカビの発生に注意する
A:ハダニ
●主な発生源
植木鉢のの植物の葉裏を見てみる。日よけ用の植物(アサガオ等)。庭木から洗濯物に移るので要注意。
●防除法
家屋内のハダニは掃除機で吸い取る。
植木鉢を室内に入れるときは注意する。
日よけ用植物や庭木の葉にはハダニ用殺虫剤を散布する。
畳は加熱処理。防虫シート加工してもらう
A:イエダニ
●主な発生源
商業用ビル・商店街・病院等のそばにはネズミが生息しているので注意。ネズミの巣の有無を確かめフンは米粒型で0.5〜1.9cm。ゴキブリのフンは約0.3mcm。
●防除法
ねずみ用トラップをかける。
ネズミの出入り口を遮断する(専門業者でなければわからない)。
殺ソ剤をかける。飲食店や地下街では使えませんので注意。殺ソ剤をかけたらきちんと回収する。

Q:家に野鳥の巣があります、ダニと除去を教えてください。
A:野鳥に寄生するダニには吸血性のスズメサシダニ・ワクモ・トリサシダニなどが人間に被害を及ぼします。被害の多い時期は5月上旬〜7月上旬が多い。 この時期は雛が巣立つ時期で、巣だった後に被害があるみたいです。ですから巣立った後にダニが家に入ってくるルートを探し、次に巣のあった近くの部屋の天井・壁・ゆかにゴキブリ用の 殺虫剤をまき、巣を取り除き2度と巣を作れないようにします。

Q:ダニ退避剤について教えて下さい。
A:現在市販されている物の多くは退避効果を考えた防ダニ製品と通過防止用の製品です。また、退避剤名を明かす会社も少なく○○系薬剤とされていますので解っているものだけにします。
●ジエチルトルアミド
吸血昆虫用退避剤。1g/uを繊維に加工することにより、コナヒョウヒダニに対し15%の退避効果。5g/uでは40%程度の退避効果だそうです。
●IBTA
殺虫剤の効力増強剤。1g/uを繊維に加工することにより、コナヒョウヒダニに対し30%、5g/uでは80%程度の退避効果だそうです。
●フタル酸ジエチル
香料の保留剤。チリダニ・コナダニに退避活性があるそうです。
●ヒノキチオール
食品添加物。シロアリに殺虫活性があり。原液を付けた紙での退避効果は、コナヒョウヒダニは65%程度だそうです。
●安息香酸ベンジル
食品保存料。殺菌や防カビに用いられるチリダニ類に退避活性があるそうです。
●プレベントールA3
防カビ剤。プラスチック材料・耐熱性塗料・接着剤・繊維処理剤等に使われ、綿に薬を塗りこんだものではヤケヒョウヒダニは90%程度の退避効果があったそうです。